インプラント
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インプラントとは?
What is an implant?
虫歯や歯周病などで歯を失った場合、そのかわりとなる人工歯を補って見た目や機能を回復する必要があります。
インプラントはその治療法の1つで、歯を失った部位の骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、アバットメントという部品を介して人工歯を装着していきます。
その構造は天然歯に近く、見た目や咬み心地も優れることから、インプラントは『第2の永久歯』として近年注目を集めています。
歯が抜けたままだとどうなるのか
Risks of Untreated Extracted Tooth
歯が抜けた状態で放置すると、徐々に他の健康な歯やお口へのダメージが増え、最終的に大きな治療が必要となってしまう可能性があります。主なリスクは段階的に生じます。
1. 歯がずれる
隣接している歯は支え合っているため、歯が抜けたままだと、歯がない部分に隣の歯が倒れてきます(=「傾斜」)。また、上の歯がない場合下の歯が上がり、下の歯がない場合上の歯が下がってきます(=「挺出」)。
2. 咬み合わせ
歯がずれてしまうと咬み合わせが悪くなります。歯が抜けてしまうとしっかりものを咬むことができなくなるため、健康な他の歯に大きなダメージが加わります。
3. 虫歯・歯周病
歯並びが悪くなると歯垢がたまりやすくなり、その部分が虫歯になったり歯周病を起こします。症状が進むと歯を抜かなければならなくなります。
これらのリスクを回避するためにも、歯が抜けた状態で放置せず、歯医者にご相談することをおすすめしています。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い
The difference
◆ インプラント
顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する(固定式)
メリット
〇天然歯に近い見た目
〇違和感がない
〇しっかり噛める
〇他の歯にダメージがない
デメリット
×外科治療が必要
×保険が適用されない
×治療期間が長い
◆ ブリッジ
歯のない部位の両端にある歯へ、橋渡しのようにして人工歯を補う(固定式)
メリット
〇比較的よく噛める
〇保険が適用できる
〇違和感が少ない
デメリット
×歯を削る必要がある
×他の歯への負担が大きい
×汚れがたまりやすい
インプラントのリスク
Risk
インプラント治療において、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
◆ インプラント治療後、お口の中が不衛生な状態になると、インプラント周辺が歯周病と同じ状態になる「インプラント周囲炎」に感染してしまうおそれがあります。
◆ 歯が抜けてしまった箇所は、少しずつ骨が痩せていきます。それに伴い歯肉が縮み、前歯のインプラントが周囲の歯よりも長く見えてしまうことがあります。
◆ インプラントと骨がうまく結合しないことがあります。
◆ インプラント本体は、主にチタンを使用しています。チタンはアレルギー反応が起こる可能性が低い金属ですが、気になる方は事前にアレルギーの有無を確認しておきましょう。
◆ 手術時の傷が治るまで時間がかかり、炎症反応も起きやすいため、糖尿病の患者様はインプラント手術が難しい場合があります。
詳細や不明点がございましたらお問い合わせください。
インプラント治療費用
Price
※表示価格は税込です。
インプラント/1本
275,000円
被せ物
110,000円 〜 165,000円
GBR(造骨)
110,000円 〜 165,000円
(骨造成量によって異なります)
インプラント治療の流れ
Flow
STEP1 初診相談
インプラント治療に関する相談と説明を行います。
所要時間:30分
STEP2 審査
病歴、健康状態に関する問診、口腔内の検査、レントゲン写真や、歯型の採取
所要時間:60分
STEP3 診断
治療方針、計画をご説明します。
所要時間:30分
STEP4 手術
外科処置によって顎の骨にインプラントを埋め込みます。また、3〜6ヶ月後にインプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付けます。(※パーツの取り付けの過程は、患者様の状態、治療方針によっては省かれることがあります。)
所要時間:2〜3時間
STEP5 人工の歯を製作する
技工士さんが人口の歯をカスタムメイドで製作します。そのための型取り等を行います。
所要時間:60分
STEP6 人工の歯を装着し、完成
人工歯をインプラントに連結して完成。
所要時間:60分